CORPORATE HISTORY

    Small Town, Big Dream - 小さな町の大きな夢 -

    ペンシルバニア州のランカスター・カウンティー中心部にリティッツという名の小さな町があります。『アーミッシュ』でもお馴染みの歴史を持った美しい農村地帯であるこの町が、世界のプロフェッショナル・サウンドの最高峰をゆくCLAIR (旧:Clair Brothers Audio Enterprises)の発祥地です。

    CLAIRは、兄弟の共通の趣味の延長に始まった会社です。GeneとRoyのClair兄弟はこの町で生まれ、成長するにつれてオーディオとエレクトロニクスに関する知識と技術を深めていきました。

    1966年の会社設立後、イーストコーストで手掛けたライブが高い評価を得、また70年代にはエルトン・ジョンやイエス、ムーディーブルースのコンサートの成功により確固たる基盤を固めていきました。

    1975年には独自のS4スピーカーシステムとカスタムコンソールを発表。更にカスタム・ハンギングシステムの導入に伴い、屋内会場におけるSRシステムの明瞭かつパワフルで量感溢れるサウンドはフリートウッドマック、ピーター・フランプトン、ブルース・スプリングスティーン等の成功で立証され、CLAIRの地位は揺るぎないものとなりました。

    その後、機材設備の施工ビジネスを開始し、コンサートホールやシアターなどのエンターテイメント施設、教会、学校、レストランなどを数多く手がけていきました。現在では業務拡大に伴い、別法人『Clair Brothers Audio Systems』を設立し多大な成功を納めています。(2009年新社屋完成)主な施工実績にはNOKIAシアター(NY州)、HSBC Arena(NY州)、Beaver Stadium(PA州)、First Presbyterian Church(CO州)などがあります。

    1980年代にはスイスのバーゼルを拠点とするAudio RentやオーストラリアのJANDS Productionと、また1989年にはクレアブラザーズ・オーディオ・ジャパン(現 クレア・ジャパン)と提携契約を結び、ヨーロッパやアジア地域におけるビジネスを拡大させました。

    1990年代にはテネシー州ナシュビルのMD Systemsを傘下に置き、さらに2000年にはライバルとして長年競い合ってきた業界第2位のSHOWCO(テキサス州ダラス)を、また2006年にはTowers(カナダ・トロント)、2007年にdb Sound(イリノイ州シカゴ)を傘下に置くべく友好的買収を実行し、世界第一位の売り上げを誇るPA会社となりました。

    そして2008年、Gene Clair氏の息子であるTroy Clair氏が代表取締役兼CEOに就任、『Clair Brothers Audio Enterprises』から『CLAIR Global』と社名が変更されました。

    今日のグローバルなエンターテイメント・ビジネスに対応するべく、CLAIR Globalは企業経営を多角化、アメリカを始め、日本、スイス、オーストラリアを拠点としたそれぞれの地域での活動を充実させています。また、独自の販売事業、システム・デザイン、機材設備にも力を注いでおります。CLAIRの50年以上にもなる歴史の中で開発された音響機材の数は計り知れません。

    長年高い評価を得てきたCLAIRオリジナルのツアー用3-wayラウドスピーカーS4 series II、i4 line array systemに続き2006年発表のi3 line array system、2008年に発表されたi5 line array system等の CLAIR i-Seriesは膨大な数のアーティストやPAエンジニアに支持されています。2012年にはコンパクトながらハイパワー、ハイクオリティーを誇るCO-8 compact line array system、そして2015年には非常にパワフルながらも軽量化を実現したCO-12ラウドスピーカーシステムを発表するなど今なお進化を続けています。さらにスイスのラブグルッペン社と共同開発したアンプ、『PLM 20000Q』を組み込み省スペース化されたツアー用アンプラック「StakRak」もワールドツアーにて活躍しております。

    CLAIRは常に時代をリードするサウンドづくりを追求しています。